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夏競馬2023で結果を出すための戦略を考える

夏競馬

中京と福島が開幕を迎え、夏競馬が本格化します。とにかく蒸し暑い日本だから人も馬も体調管理をより気にするべきなのは間違いないところ。

人馬ともに安全に走れることを祈りつつ、夏競馬の立ち回り方を模索することにしよう。

 

1軍は夏休み、2~3軍がローカルで激走を繰り広げる。

この視点に立つと堅い馬券の信頼性は揺らぐことが分かる。たまに遅れてきた資質馬もいるものの、全体を占める割合は1割いるかどうかくらいではないだろうか。メンタリティ的に気まぐれな走りをする馬が多と見れば本命馬券は安定感を失わざるを得ない。

基本的にはオッズ妙味を獲りにいくことを重視するべきだろう。2~3軍ゆえの信頼性の低さを配当でカバーすることを考えたい。

 

夏限定の洋芝はレースが荒れやすい

函館と札幌では、小回りコースかつ洋芝で施行されている。つまり、実力が反映しづらい上にデータが少ない所での競走になるため、難易度は高いが馬券的な妙味は高くなる。

洋芝の傷みは早いため馬場の傾向も週ごとに移り変わるイメージ。小回りコースの先行力はもちろん、一瞬の速い脚を使える馬が有利になる。小さいコースではスムーズにレースできないことも多く、不完全燃焼なことも多い。

そういう点では馬券の基本的な醍醐味を味わえるので、短期間で実のある馬券のイロハを学びたかったら北海道開催をメインにしてみるのも面白いだろう。とにかく観察することが役に立つと実感できるのは間違いない。

 

堅い馬券を欲するなら中京や新潟の外回りコースを重視する

中京競馬場は改修してから起伏の大きい独特のコース形態に変貌している。ローカルとしてはスケールを感じさせるコース設定となっており、開催も多いため参考になるデータも揃いやすい。

そういう点から実力馬で決まるような堅いレースが出現しやすい。ハズレる馬券はつまらないと考える人は中京開催を重視してみるのもいいだろう。

 

新潟競馬場の外回りは直線の長さ日本一かつ平坦なのでジリジリと長く脚を使う馬にとって最適なコースとなっている。序盤はゆったりとしたペースで進むことが多く、そこを突いて大逃げする馬も少なくない。レースとして見ていて面白いコースであり、レース展開の紛れもあるので配当の妙を期待することもできる。東京コースの実績を参考にできるので予想しやすい。

 

的中重視なら2割いる実力馬だけを狙う

地方重賞レースに出走する中央馬は2割の強者に入ることが多い。この点から馬券における高い信頼性が生まれやすく予想できたと感じやすくなる。こういう実力馬がいるレースだけを狙うことで高い的中率を叩き出すことは可能となっている。

残り8割における2~3軍の大して強くない馬たちは相対的な比較により人気馬になることがあるが、上記のようなレースに比べると信頼性は低くなる。こうしたレースの割合を多くするほどに不確定要素が上昇するので人気馬の構図には気を配っておく必要がある。

 

専門紙を始め、JRA-VANデータは強い馬を探すためのものであり、3軍のような微妙な強さを判断するのにはあまり向いているとは言えません。まあ、強い馬が分かれば流し馬券で対応はできるのですが、そういう流しラインのオッズはどんどん安くなっているため、特定する価値は増してきていると言えます。

このような一番難解な部分を攻略するために事前分析ツール【激走スカウター】や直前分析ツール【V.A.T.S】を開発してきました。なるべく手軽にローリスクで好配当に結びつけることができれば。本命馬券を買うように好配当に注ぎ込めたら最高ですから。